株式会社パル・パルスポーツクラブ

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パルでのやりがい

「毎日が発見の連続。これから幼児体育指導の役割はどんどん大きくなっていきます。」

株式会社パル・パルスポーツクラブ 専務取締役 小平康雄

体育大学で学び、中学校の体育教員を目指していた小平専務は、幼児体育指導をいう職業を知り、パルスポーツクラブの前身の会社に入社しました。それ以来39年(2023年現在)、幼児体育指導の現場で多くの経験をし、子どもたちや部下の成長を見てきました。仕事のやりがいを小平専務に聞きました。

人格が形成される前の子どもたちの成長に関わりたい

最初に自己紹介をお願いします

日体大を卒業して、パルスポーツクラブの前身の会社に入社しました。そこで中川会長が独立するタイミングで行動を共にしました。パルスポーツクラブの創業メンバーでもあります。幼児体育の業界に入って39年になります。

幼児体育の業界に入った理由を教えてください

多くの日体大生と同じく、私も体育教員を目指していました。学生時代に、たまたま購買部で、幼児体育の書籍を見かけて、興味が湧いたので読んでみました。中学校の体育教員とは違う体育指導があることを知りました。

幼児体育指導に進むきっかけは教育実習でした。中学校で実習をさせていただき、非常に感動的な体験をさせてもらいました。一方で、物足りなさを感じました。中学生はある程度人格が完成されつつあるので、勝手に生徒が動いてくれます。「バレーボールのネットを張りましょう」と言えば、生徒は率先して動いてくれます。こうした指導は教員としては楽なのかもしれませんが、人格が形成されていない年代の子どもの教育に関わることで、やりがいのある仕事ができるのではないかと思いました。そこから幼児体育の業界に入りました。

この記事をご覧の方も、何かの縁かもしれませんね。もしかしたら、幼児体育指導という仕事についてご存知なかったかもしれませんが、義務教育の体育教員以外にも教育に関われる場所があります。

人格が形成される前の子どもたちの指導にやりがいを感じます

多くの方は人格が形成された後に、人生に影響を与えてくださった先生の印象が強いと思います。一方で、人格の形成前の子どもたちの成長を支援することは、子どもたちの将来において、記憶に残りにくくても、大きな影響があるのではないかと考えています。

小平専務が仕事で大切にしていることを教えてください

私は、結果を重視しています。結果がよければ良いというわけではなく、良い結果は良いプロセスで行なわれています。それが仕事の成長だと思います。部下には厳しい指導に思えるかもしれませんが、彼らが管理職になった時に、「結果を大切にする意味がわかりました」と言ってきますね。

もうひとつは、「どんな人にも横柄な態度をとらない」ことです。仕事で大切にしていることは自分の意見をはっきりということです。だからこそ、常に謙虚に相手の話を聞くことを心がけています。

幼児体育指導は、どんな喜びを得られますか?

少子化で教育分野は変化を求められているかもしれませんが、幼児体育の役割は大きくなっていくと考えています。子どもたちとご家庭に不足しているのは、「サンマ」です。魚ではありませんよ(笑)

「三間」と書いて、三つの間のことです。「空間」、「時間」、「仲間」。まず遊ぶ場所が少なくなりました。公園でのキャッチボールも禁止になっていることが多く、保護者とお子さんが一緒に運動をする機会が少なくなっています。次に、習い事や保護者の方々も仕事で忙しく、時間の確保が難しくなっています。最後に仲間です。放課後に友達と遊ぶ機会も減っています。しかし、幼児体育指導には、ホールや運動場があり、おもいっきり体を動かす時間があり、何より運動を通して仲間とのつながりを養うことができます。

幼児体育指導は毎日が発見の連続

印象に残っているエピソードがあれば教えてください

例をあげたらキリがないですね。毎日が発見の連続です。印象深いのは、よく泣く子どもがいました。送ってくれるお母様が帰ると毎日泣いていました。ある時、キャンプに参加することになりました。お母様も私たちも、「ずっと泣いているかもしれない」と思っていました。しかし、キャンプ中は積極的になり、一度も泣くことはないどころか、楽しそうに過ごしていました。その様子を写真や動画でお母様にお見せしました。お母様も驚かれた様子でした。お子さまにたくましさを感じていただいたようで、印象深いエピソードです。

いい指導者になるために必要なことは、どんなことでしょうか?

まずは「子どもたちに尊敬される存在であること」です。大人として毅然とした態度をとりながらもフレンドリーでいること。時には、失敗をして、自分の弱い部分を見せてもいいと思います。子どもが好きで、人間性溢れる先生が良い指導者になると思いますね。

人間性溢れるパルスポーツクラブの先生

【カンタンおうち遊び】vol’6(後編:ボール運動編)

会社に合う人は、どんな人材だと思いますか?

子どもが好きな人がいいですね。以前は、子どもが好きだと甘やかしてしまうかもしれないので、ドライな部分も必要かと思っていました。しかし、子どもたちは、大人の本気度を見抜きますね。ですから、「子どもの成長に貢献したい」という意欲がある人がこのような仕事に合っていると思います。

また、しっかりと自分の意見を言えることも大切ですね。もちろん、上司や先輩に意見を言いにくい場面もあるかもしれません。だからこそ、パルスポーツクラブのメンバーは相手の意見を尊重する風土を作っています。

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