パルでは、夏のキャンプや冬・春のスキースクール等の野外活動を展開しています。子どもたちは自ら考え、仲間たちと協力・工夫しながら自然を体験します。毎年多くの子どもたちが参加し、イキイキとした表情で学び楽しんでいます。
便利で快適な文化的生活は、子どもたちから自然とのふれ合いや自然とともに生きる大切さを忘れさせてしまいます。
核家族化・少子化現象が進行し、親離れ・子離れできない親子が増加し、人と関わることを好まない子どもをよく目にします。また、動かなくても手を伸ばせば用が足せる時代になり、そして災害時で予期せぬ事態に陥ったときのことを考えればこそ、『野外で創意工夫をしながら仲間と過ごす共同作業』が不可欠と考えます。
アウトドア活動は自然の中に飛び込み、創意・工夫を通して『生きる力』を養う場です。
そして、自然からの恩恵を大いに受ける場です。自然は360度見渡す限り不思議な世界が広がっています。『体験』『発見』『感動』の宝の山です。パル自然塾では、大自然を舞台に四季を通した野外プログラムを展開し、本来子どもが持っている旺盛な好奇心と豊かな感受性を育んでいきたいと考えています。
本来の子どもの姿でいてほしい！
「自然」という誰も否定できない大きな世界に身を投じてみると、自分に足りなかったこと、生きていることへの喜び・大切さ、そして、あらゆるものへの感動・悲しみ・怒りなどがしみじみ分かるはずです。常に何かを感じながら生きることが大切なんだと感じます。生きる意味を感じて欲しい。だから本来の子どもの姿のままでいてほしいとパルは考えます。
